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ひといき日記

ひといき荘のツアーレポ、八ヶ岳での家族との生活の日々。

しばし時を眺める。

2006
15

昨日(14日)の昼、東京の小宮山女史から電話があった。

昨日の夕方、伊豆の益田嬢から電話があった。

そして今日の昼、名古屋のミズサキ氏から電話があった。
みんな「月見に行きます」って。 

みんな、今夜の雪月夜を眺めるために八ヶ岳まで足を運んできてくれた。

明日の予定だった近所の方々を、天候が芳しくないので急遽今日に変更してもらった。
フジケンみたいに、八ヶ岳が好きで八ヶ岳に住んでいる人達も今日は来てくれた。

毎月夜、等しくみんなの上に輝いている月なんだけれど、今、ここで見る月はいつもと何かが違うっていうのを知ってる。
だから日帰りでもいいから、急に予定を変えても構わないから、眺めに来てくれた。

0603153.jpg

この時間をみんなとシェアできる事ほど幸せな時があるだろうか、いや無い(春樹調でヨロシク)。

←わずか2時間の、だけどこの月夜を眺めるために仕事車で駆けつけた、みずさき氏。

いつもフジケンの目の届かないところでサクッとサポートしてくれる力強い人。
フジケンの目の届くところではササッとお客さんでいてくれるスマートな人。
 

 

月の明るさは日常生活の灯りで例えるなら、映画館のフットライト程度。そんなに明るいってわけでもない。

0603155.jpg

でも、今は地面が雪に覆われている。この白さが、僕たちの歩く先をとてつもなく明るくしてくれる。

←一昨日の曇りをリベンジすべく参加した、たなか嬢。成功だね。

月の右下に見えるのは飛行機雲。
この時間帯、あの高度をとる飛行機はおそらく国際線。
今頃窓側の人は窓にはり付いて月を眺めているか、眩しくてシェードを下ろしているかもしれない。

飛行機から愛でる月夜も趣深くて好き。
月と同じ高さ(のような感覚)で見られることと、町の灯りを見て、月夜を眺めている人を思い浮かべる
事ができるから。


今夜の月齢は15.1。完璧な満月と言っていいと思う。

そして、今回のツアーは地元の方々&とてつもなく心強いリピーター連などなど、
時間の都合をつけやすい方たちばかりだったので、19時30分という、普段なら夕食の時間帯を
スタート時間にさせてもらった。

なぜか?それは、今日の月の出が19時だということ。
月の出は1日約1時間遅れる。昨日なら18時だし、明日なら20時に月が八ヶ岳の稜線上を照らし始める。

この時間を考慮したツアーを組めないと、1つ取り逃がしちゃうことがある。それは何か?

0603151.jpg

←そう、月と僕たちを一緒にフレームに収めることができなくなってしまう。

高すぎてもダメ、出ていなければ問題外。
歩いていると、みるみるうちに月はあがってしまう。

で、今回はみんなのおかげで最高の時間配分で撮影スポットへ赴くことが
できたというわけ。

0603154.jpg

しかも今夜は風もなく、気温も0℃前後と比較的暖かかった。

←昼ツアーでもおなじみのオヤスミタイム。
そりゃ、いつまでも寝ていたくなりますよね、たがわさん。

そして、今日はピラ○ススキー場のスノーマシーンが動いていなかったので、人工的な音がほとんど無し。
ホットワインを現地で温めて、みんなに暖を取ってもらい、思い思いに散らばってもらう。

それまでワイワイ楽しみながら登っているから、意外とこの静けさに気付いていなかったりする。 

 

ところで、僕がいつもツアーで使うコースは八子ヶ峰。
蓼科山や北横岳などの八ヶ岳を間近に見られて、尚かつ西岳を含む南八ヶ岳までの全てを眺望することができる。
コースの長さも丁度よい。

0603152.jpg

そして何よりも、このコースの好きなところは、、、

←この林間を抜けて歩いていくというところ。
まだ若い木の影が、白い雪面にたくさんの線を描いてる。
そんな木陰をくぐり抜け、最後に大きなダケカンバの木を仰いだ先には、

先ほどのような、月夜に照らされた雪面を見渡すことができる。
下って帰る頃になると月は上に上がっているので、再び思い思いの場所で
雪に背中を預けて、木立の合間から差し込む月明かりをしばし眺める。


2時間のツアーが今日ほどあっという間に感じた日はなかった。

今日の参加者は実に20名という大所帯。これを無事に終えることができたのも、歩こう会のメンバー
がサポートしてくれ、何よりもみんな知った人達だったってこと。そんなみんなが
満月ハイクにハマってもらえるなんて、嬉しくてしょうがない!

満月、無風、暖かい、月の高さよーし、音静か。独りで歩いていた頃も含めて、これほどの好条件に恵まれたことはないな。
さて、今シーズン最後のムーンライト週間も、残すところあとわずか。

来てくれたみんなにストイックになってもらおう。

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7 Comments

kyo  

満月ハイク、きれいそーやな。興味沸いてきた!!
こっちもきれいな月やったけど、
満月ってどこでも同じなんかな??

2006/03/17 (Fri) 09:34 | EDIT | REPLY |   

フジケン  

その質問さ、、、

初めて会ったカッパドキアで僕が君に尋ねたの覚えてる?
あん時も結構月大きかったよね。

2006/03/17 (Fri) 11:39 | EDIT | REPLY |   

summer girl ちゅん  

夏っこの私がこれを読んだ途端、迂闊(?)にも震えがきてしまった。満月は人の体にいいからね。α波か??
飛行機で太陽が出てきて眩しいからシェード下ろされちゃうけど、それをソッと開けて「うお、眩しい!」ってやるのがスキ。たまにはwindow seat頼んでみようかしら??満月見て「うお、眩しい」なんて飛行機の中で感じるのも素敵かもね。

2006/03/17 (Fri) 21:59 | EDIT | REPLY |   

inose  

こんにちは。今年は都合が付かず断念ですが来年はぜひ~!

2006/03/17 (Fri) 22:41 | EDIT | REPLY |   

atako  

すごいなあ。ほんとうにすごい。
こんな風景が覗けるインターネットの技術にあらためて感謝。

いい写真だねえ。

2006/03/18 (Sat) 00:14 | EDIT | REPLY |   

ますだ嬢  

あー

いっしょにいったみなさんのこと全然知らないのに、素敵な時間を共有しただけで、もう仲間なきがしてくる。
そんな素敵な時間に誘ってくれてありがとうございました。
あの風景、あの空気の感じ、あの静けさ忘れません。
またいこ!!

2006/03/18 (Sat) 15:50 | EDIT | REPLY |   

フジケン  

みんなみんな

> ちゅん
遂に君を震えさせるまでになったか。月の力は強いな。窓側座らせてあげるから、満月フライトしようぜ。

> イノセさん
ん~、どのイノセさんだ?????
来年、待ってますよ~。

> atakoくん
そうなのだよ、綺麗なのだよ。君も鳥羽辺りから見とったんじゃないっけ?今度は二人で遊びにおいでませ。

> 娘さん娘さん
ほんと、君たちの決断力に乾杯!
行った日が違っても、あの場所で月を眺めた人はみんなお仲間。今回は八ヶ岳の人もたくさん参加してくれたから、八ヶ岳に来たら既に仲間がたくさんいるよ。

2006/03/19 (Sun) 08:58 | EDIT | REPLY |   

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