四回目のサンティアゴ・デ・コンポステーラ。
2014
22
5月下旬から6月下旬までの1ヶ月弱、世界遺産でもあるスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路を歩いてきました。
2003年に初めて歩き、2010年に奥さんと新婚旅行で歩き、2012年のサリーアからの約100kmに続いて、今回で4回め。
喜寿のきぬえちゃんと、悩める二十歳を連れての300kmの珍道中。

奥さんには、「2回めの新婚旅行だね」なんて言われちゃいました。あははは・・・。
今回は、キヌエちゃんを完全エスコートするという御役目で、プライベート案内人(ガイド)としての巡礼。
荷物背負いもしましたわ(笑)。

出国は羽田空港。
ななんと、近く(でもないと思う)に住んでいらっしゃる常連のお客様が見送りに♪
スタートはフランスのサンジャンピエドポー。いつ訪れても素敵な街。

これまで、11月下旬〜12月下旬。4月上旬〜5月上旬、8月上旬の時期に歩き、この時期は初めて。

それはそれは綺麗な景色の毎日。

一面に小麦畑が広がり、

その間を、もくもくと歩いたり、いろんな事を喋ったりしながら歩く毎日。

そして、この時期の見どころは、巡礼路沿いに咲く花。

固有種はないけれど、色とりどりの花が迎えてくれました。

何故か、牧草地の中に突然、ケ◯畑が(笑)。

奥さんと歩いた頃(5月上旬)には、白昼堂々子作り真っ最中だったコウノトリも、子育てに忙しそう。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の楽しいところは、景色もさることながら、建築物も見どころ満載。

巡礼者だけが泊まることのできる宿泊施設「アルベルゲ」。
国営ホテルのパラドール。

町の教会。

ブルゴスの街から見た満月。そういえばこの日の月は「ハニー・ムーン」とか言って、少し盛り上がってましたね。

ブルゴスの大聖堂と満月。
レオンの大聖堂。

僕はどちらかというと、小さな町(村)の方が、落ち着く方。小心者なもので。

静かなのが一番。

さて、1日の巡礼を終えた後の楽しみといえば、

休息と、

美味しい食事。

地元の料理をいただくのも楽しいけれど、

今回も、あまり多くなかったけれど自炊をば。

ところで、今回はこれまで以上に、人の縁に恵まれた日々でして。
パリ→バイヨンヌへのTGV車内で、予約ミス(?)で鉢合わせた日本人のお姉様は、いつかカヤックで遊びたいと思ってた尾道@広島近くの民宿のオーナー。
■B&B潮風
初日のサンジャンピエドポーの宿で同室になった日本人男性は、なんと高校の後輩の父親。
そして、バイヨンヌ駅で出会った二人の方(それぞれ単独で巡礼)に出会ったおかげで、
気がつけば、巡礼路沿いのお宅で食事をご一緒させてもらったり(子どもたちが英語喋れたので助かった)。

毎夏、八ヶ岳にある知人の別荘にいらっしゃるという、シリアソムリエ&国際線CAの方のおかげで、
美味しいワインと料理を何度かご馳走になり。

ハムはもちろんイベリコ豚。
日本で食す機会があれば、もちろん喜んでいただくけれど、ハムとチーズは、スペイン(欧州)でしこたま食べればいい。

とどめは、大学時代の先輩の知人が巡礼路に家族(スペイン人の旦那さん&女の子)と住んでて、隣村にいたアルベルゲまで駆けつけてくれたり。

いつか、奥さん&息子と歩くときはぜったい遊び行くと約束。
そうそう、ファミリー巡礼者が今回もけっこうおりまして。

これまで着ていたウェアとは雲泥の差。とにかくその透湿の早さに驚き。次回以降の巡礼でも活躍してくれそう。
そして、携行して大正解だったのがeno社製ハンモック。

今回使用したのは、【Pronest】という最軽量タイプ。
日本の在庫が無かったので、今回は代理店@SUNWESTさんにサンプルを貸して頂きました。
ストラップ&ハンモックで、約600gという軽さ。もちろん、巡礼荷物としては優先順位は下がるかもしれないけれど、
巡礼途中やアルベルゲに到着してからの休憩時には、人がたくさん集う中でのプライベート&開放感はかなりのもの。
これも次回以降必携。
そして今回のハイライトは、同じ八ヶ岳南麓でペンションを経営されている【ペンション風路】のお二人とのレオンでの再会。

お二人は昨年、サンジャンピエドポーから、レオンの少し前の町までの路を歩かれていて。
今回、出発前にお互いのスケジュールを確認してみたら、風路さんたちにちょっとだけご足労いただければレオンで会えるというのが分かりまして。
八ヶ岳の知り合いと、異国の地で落ち合うんだから楽しくないわけがない。

翌日は、元気にスタート地点へ戻られました。

さて我々は帰路へ。マドリード@スペインからの日本直行便は現在は就航しておらず、いったん、欧州のハブ空港へ飛ぶ必要が。
マドリードー欧州ハブ空港間の楽しみといったら、サンティアゴ巡礼路上の飛行。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路上は、欧州路線 街道。
ログローニョから、サントドミンゴ・デ・カルサーダの間を通過。地上から見ると、ほんとにたくさんの機影&飛行機雲を眺めることができる場所の一つ。

とにかく飛びまくってます。

帰国後、GPSで取得したデータ(エアフラは離着陸時以外はGPS受信機利用OK)を元に写真の撮影ポイントを確認し、Google Earthの写真と照合しながら、訪れた街をチェック。
昨日まで歩いていた巡礼路を、高度約1万mから眺めるのはなかなか感慨深いものがありまして。

そしてあっという間に日本へ。
そのまま深夜に自宅へ戻っても良かったのだけれど、翌朝息子が目覚めた時に、嬉しすぎて保育園に行きたく無くなる危険があるということで、甲府にてストップオーバー(笑)。
僕の数少ない友人の中で、唯一(?)ヨーロッパを語り尽くせる悪友を深夜零時に呼び出して旅を終えたのでした。
今日はひとまずここまで。
2003年に初めて歩き、2010年に奥さんと新婚旅行で歩き、2012年のサリーアからの約100kmに続いて、今回で4回め。
喜寿のきぬえちゃんと、悩める二十歳を連れての300kmの珍道中。

奥さんには、「2回めの新婚旅行だね」なんて言われちゃいました。あははは・・・。
今回は、キヌエちゃんを完全エスコートするという御役目で、プライベート案内人(ガイド)としての巡礼。
荷物背負いもしましたわ(笑)。

出国は羽田空港。
ななんと、近く(でもないと思う)に住んでいらっしゃる常連のお客様が見送りに♪

スタートはフランスのサンジャンピエドポー。いつ訪れても素敵な街。

これまで、11月下旬〜12月下旬。4月上旬〜5月上旬、8月上旬の時期に歩き、この時期は初めて。

それはそれは綺麗な景色の毎日。

一面に小麦畑が広がり、

その間を、もくもくと歩いたり、いろんな事を喋ったりしながら歩く毎日。

そして、この時期の見どころは、巡礼路沿いに咲く花。

固有種はないけれど、色とりどりの花が迎えてくれました。

何故か、牧草地の中に突然、ケ◯畑が(笑)。

奥さんと歩いた頃(5月上旬)には、白昼堂々子作り真っ最中だったコウノトリも、子育てに忙しそう。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の楽しいところは、景色もさることながら、建築物も見どころ満載。

巡礼者だけが泊まることのできる宿泊施設「アルベルゲ」。

国営ホテルのパラドール。

町の教会。

ブルゴスの街から見た満月。そういえばこの日の月は「ハニー・ムーン」とか言って、少し盛り上がってましたね。

ブルゴスの大聖堂と満月。

レオンの大聖堂。

僕はどちらかというと、小さな町(村)の方が、落ち着く方。小心者なもので。

静かなのが一番。

さて、1日の巡礼を終えた後の楽しみといえば、

休息と、

美味しい食事。

地元の料理をいただくのも楽しいけれど、

今回も、あまり多くなかったけれど自炊をば。

ところで、今回はこれまで以上に、人の縁に恵まれた日々でして。
パリ→バイヨンヌへのTGV車内で、予約ミス(?)で鉢合わせた日本人のお姉様は、いつかカヤックで遊びたいと思ってた尾道@広島近くの民宿のオーナー。
■B&B潮風
初日のサンジャンピエドポーの宿で同室になった日本人男性は、なんと高校の後輩の父親。
そして、バイヨンヌ駅で出会った二人の方(それぞれ単独で巡礼)に出会ったおかげで、

気がつけば、巡礼路沿いのお宅で食事をご一緒させてもらったり(子どもたちが英語喋れたので助かった)。

毎夏、八ヶ岳にある知人の別荘にいらっしゃるという、シリアソムリエ&国際線CAの方のおかげで、
美味しいワインと料理を何度かご馳走になり。

ハムはもちろんイベリコ豚。
日本で食す機会があれば、もちろん喜んでいただくけれど、ハムとチーズは、スペイン(欧州)でしこたま食べればいい。

とどめは、大学時代の先輩の知人が巡礼路に家族(スペイン人の旦那さん&女の子)と住んでて、隣村にいたアルベルゲまで駆けつけてくれたり。

いつか、奥さん&息子と歩くときはぜったい遊び行くと約束。
そうそう、ファミリー巡礼者が今回もけっこうおりまして。

同じ道を家族で共有するっていうのは、その家族にとってすごく意味のあることだと常々思うので。
一人で歩くのは、気軽にいろんな人と一緒に歩いたり一人で歩いたりすることができるので、それはそれで
すごく楽しかった。
奥さんと歩いた時は、楽しい事がほとんどだけれど、もちろんケンカする時も。
一人旅で知り合った人ならば、息が合わなければ別々に歩けばいいのだけど、家族だとそうもいかん。
でも再び仲直りする時に、その「離れられない」感が更に高まるのでしてね。
帰路のシャルルドゴール空港で知り合った人が、別ルートの巡礼を終えた、かしまし三人娘だったのだけれど(どんだけ巡礼づいてんだ?)、前回は旦那さんと歩いたらしく、僕と全く同じ意見だったのが嬉しかった。
ところで今回は、アウトフィッター向けの契約をいただいた【finetrack(ファイントラック)】のウェアを全面的に使用。
一人で歩くのは、気軽にいろんな人と一緒に歩いたり一人で歩いたりすることができるので、それはそれで
すごく楽しかった。
奥さんと歩いた時は、楽しい事がほとんどだけれど、もちろんケンカする時も。
一人旅で知り合った人ならば、息が合わなければ別々に歩けばいいのだけど、家族だとそうもいかん。
でも再び仲直りする時に、その「離れられない」感が更に高まるのでしてね。
帰路のシャルルドゴール空港で知り合った人が、別ルートの巡礼を終えた、かしまし三人娘だったのだけれど(どんだけ巡礼づいてんだ?)、前回は旦那さんと歩いたらしく、僕と全く同じ意見だったのが嬉しかった。
ところで今回は、アウトフィッター向けの契約をいただいた【finetrack(ファイントラック)】のウェアを全面的に使用。

これまで着ていたウェアとは雲泥の差。とにかくその透湿の早さに驚き。次回以降の巡礼でも活躍してくれそう。
そして、携行して大正解だったのがeno社製ハンモック。

今回使用したのは、【Pronest】という最軽量タイプ。
日本の在庫が無かったので、今回は代理店@SUNWESTさんにサンプルを貸して頂きました。
ストラップ&ハンモックで、約600gという軽さ。もちろん、巡礼荷物としては優先順位は下がるかもしれないけれど、
巡礼途中やアルベルゲに到着してからの休憩時には、人がたくさん集う中でのプライベート&開放感はかなりのもの。
これも次回以降必携。
そして今回のハイライトは、同じ八ヶ岳南麓でペンションを経営されている【ペンション風路】のお二人とのレオンでの再会。

お二人は昨年、サンジャンピエドポーから、レオンの少し前の町までの路を歩かれていて。
今回、出発前にお互いのスケジュールを確認してみたら、風路さんたちにちょっとだけご足労いただければレオンで会えるというのが分かりまして。
八ヶ岳の知り合いと、異国の地で落ち合うんだから楽しくないわけがない。

翌日は、元気にスタート地点へ戻られました。

さて我々は帰路へ。マドリード@スペインからの日本直行便は現在は就航しておらず、いったん、欧州のハブ空港へ飛ぶ必要が。
マドリードー欧州ハブ空港間の楽しみといったら、サンティアゴ巡礼路上の飛行。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路上は、欧州路線

ログローニョから、サントドミンゴ・デ・カルサーダの間を通過。地上から見ると、ほんとにたくさんの機影&飛行機雲を眺めることができる場所の一つ。

とにかく飛びまくってます。

帰国後、GPSで取得したデータ(エアフラは離着陸時以外はGPS受信機利用OK)を元に写真の撮影ポイントを確認し、Google Earthの写真と照合しながら、訪れた街をチェック。

昨日まで歩いていた巡礼路を、高度約1万mから眺めるのはなかなか感慨深いものがありまして。

そしてあっという間に日本へ。
そのまま深夜に自宅へ戻っても良かったのだけれど、翌朝息子が目覚めた時に、嬉しすぎて保育園に行きたく無くなる危険があるということで、甲府にてストップオーバー(笑)。
僕の数少ない友人の中で、唯一(?)ヨーロッパを語り尽くせる悪友を深夜零時に呼び出して旅を終えたのでした。
今日はひとまずここまで。
- 関連記事
-
- Camino de Santiago八ヶ岳支部(?)打ち上げー。 (2014/09/17)
- 愛読書 (2014/07/05)
- 四回目のサンティアゴ・デ・コンポステーラ。 (2014/06/22)
スポンサーリンク
ここに広告のコードを入れる