子連れ縦走@北アルプス表銀座(燕岳〜大天井岳)&常念岳した時の装備や服装やら食料。あと、子連れ(親子)登山考。
2017
16
さて、先日無事に終わった子連れ北アルプス表銀座(燕岳&大天井岳)&常念岳縦走。
装備やら登山考を振り返ってみる。
装備やら登山考を振り返ってみる。
★1日目
★2日目
★3日目(最終日)
■行程とコースタイム
★全行程(2017年9月29日〜10月1日)★
まんず最初に、全行程はこんな感じ。
★全行程(2017年9月29日〜10月1日)★
■移動距離:約24km
■積算標高差 :上り@2,600m 下り@2,800m
■積算標高差 :上り@2,600m 下り@2,800m
■子連れ登山考
・体力
・体力
山に登ったことの無い親子(父さん@41歳、息子@6歳)が、いきなり縦走しているわけではなく、3歳の車山スノーシューくらいから、日向山登山(駒ヶ岳神社駐車場からの往復)@4歳、冬の縞枯山登山@4歳、紅葉の木曽駒ヶ岳@5歳、初春の編笠山@6歳、などの日帰り登山はいくつかこなし、はてまた、諏訪湖やら浜名湖やら野尻湖など20km前後のサイクリングもよく行ってる。
いつも同行しているお父さん(僕)のお腹は横にしか割れてませんが、スタッフ1号のお腹(腹筋)は8パックスw。
なので、今回の縦走に向けた基礎体力&精神力は、それなりに。
いつも同行しているお父さん(僕)のお腹は横にしか割れてませんが、スタッフ1号のお腹(腹筋)は8パックスw。
なので、今回の縦走に向けた基礎体力&精神力は、それなりに。
・高度順応
今回登る標高2,500m付近で、成人でもなってしまうこともある高山病&高度順応。
スタッフ1号含む、我々家族が住んでいる家の標高は1,000m。昨年まで通っていた保育園の標高は1,300m。この時点ですでにアドバンテージがあったのかなぁ。
おかげで、山行中に頭が痛くなるとか気分悪くとかなく、元気に山行&就寝。
・コース選定と信頼関係
今のところ、子連れ登山は自分が登った事のある山にしている。
やっぱりコースタイム等が分かっていたとしても、この先の距離感が掴めているといないでは、同行者の体調をもとにしたペース配分判断が左右される。
それに伴い、自分自身の安心&顔の表情につながるってもんで。
ワンコ連れカヤックツアーでも、、
「ワンコはオーナーさんの気持ちとシンクロしますから、オーナーさんが安心して乗っていればワンコも安心しますよー」
と半分冗談(半分本気)で言うんだけど、子連れ登山も同じって思う。
ワンコ連れカヤックツアーでも、、
「ワンコはオーナーさんの気持ちとシンクロしますから、オーナーさんが安心して乗っていればワンコも安心しますよー」
と半分冗談(半分本気)で言うんだけど、子連れ登山も同じって思う。
親が安心して且つ、安心した表情で歩いていれば、息子だって安心、そして信頼して一緒に登ってくれてるかなと。
そして、子連れ登山によくある「あとどれくらい?」発言。
そりゃ気になるさ。引率している大人はコースタイムも地図も頭に入っているのに(これは大前提)、まだ読図どころか自分のいる場所さえ分かっていない子供は右も左も分からない。
そんな時、「黙って歩け」なんてのは、桑田真澄さんの言葉にある「怒鳴らないと理解してもらえないほど、私には指導力がないんですと、周りに言っているようなもんだよね。」になっちゃう。
で、そんな時は、すぐに地図を見せて現在位置と次のポイントの場所を見せる。時間は特に言わない。言ったってその通りに着くかわからないし、あまり時間の感覚も無いから。
でも、自分の立っている位置と目標が見えるだけで、息子は地図を見る度に「まだあるねー」やら「けっこう近いじゃん」等々、コメントを出す。人生でもそうだけど、自分の立ち位置をちゃんと把握すると、フラフラせずに居られる。
でも、自分の立っている位置と目標が見えるだけで、息子は地図を見る度に「まだあるねー」やら「けっこう近いじゃん」等々、コメントを出す。人生でもそうだけど、自分の立ち位置をちゃんと把握すると、フラフラせずに居られる。
ちなみに、地図をちょっと読んだり、話しをしたりする時間(余裕)をちゃんとコースタイムに入れておくのも基本。
こういう対話を息子とした先に、自分の体力の限界を知るまでの我慢というものが有意義になる、というのが僕の持論。そんな気持ちを持ちながら息子といつも歩いてる。
※余談だけど、これが母ちゃんが一緒になると、一気に甘えモードに入ってガラッと変わっちゃう😁。父子で登るってのはある意味ストイックなんだなぁと。
■1日の流れ
・04:30頃
起床。初日出発前の就寝、前日の山行終了後の仮眠も含め、夜はしっかり寝ていたので、朝の目覚ましと共に起こしても、すんなり起床&自分で着替え。
・05:30頃
山小屋の朝食。息子は普段から食が細いものの、ほぼ完食。
食事後、歯磨き(歯磨き粉は使わない)&洗顔して、山行準備。
・06:30頃
山行開始。
・12:00頃
昼食。見晴らし良かったり、沢の近くを予め予測。
・14:00時頃
山行終了。日帰りでも1日7時間弱が目安。
小屋到着後、休憩。
・17:30時頃
山小屋の夕食。御飯もおかわりしてしっかり完食。
・19:30頃
就寝。
毎日、3食&行動食を適度に摂取。息子含め、野糞(今回は残念ながら縁なし)&和式トイレ諸々は無問題なので我慢することはちっとも無いので排泄もスムーズ。
■水分補給
今回の山行は比較的冷涼だったので、それほど水の消費は多くなかったけれど、AppleWatchアプリのRuntasticで計測したデータを見ると、それでも1リットル弱は失っているから水分補給は欠かせない。
今回の山行では、水を1Lと500mlに分けて携行。
で、毎日、山行前・山行中・山行後にアミノバイタルの顆粒を服用してた。
甘いってわけじゃないけど、スタッフ1号にも好評だった。
甘いってわけじゃないけど、スタッフ1号にも好評だった。
あと、ペットボトル飲料や粉末を溶かすタイプだと、その飲料を他(湯沸かし・手洗い等)に代用できなくなってしまうので、顆粒服用にしてる。
熱中症対策となると、ナトリウム配合の方が良いのかな。
とにもかくにも、脱水症状予防&スムーズな排尿のためにも、こまめな水分補給を。
■行動食&食料
今回は山小屋泊なので、朝食&夕食の食材を持つ必要は無く、、、
【行動食、非常食、昼食】を用意。
【行動食、非常食、昼食】を用意。
行動食はとにかく、手軽に食べられて高カロリー・低糖質・高脂質なものを。
まず1つめはこちら。
アーモンドとひまわりの種で作ったバターにチョコレート、はちみつ、ドライクランベリーをMIX。
ほんのり甘くクラシックな味わいは、そのままでもよし、りんごやパンに塗ってもよし。トレイルで、オフトレイルで、あなただけのオリジナルな食べ方で楽しんで!
<原材料>
アーモンド、ヒマワリの種、ココナッツオイル、乾燥クランベリー、はちみつ、セミスィートチョコレート、ヒマワリレシチン、海塩、バニラ
<栄養成分 1パック(128g)あたり>
エネルギー:760kcal、脂質:64g、コレステロール:0g、ナトリウム:0.16g、炭水化物:36g、食物繊維:0g、糖質:16g、タンパク質:20g
=====<ここまで>=====
ほんのり甘くクラシックな味わいは、そのままでもよし、りんごやパンに塗ってもよし。トレイルで、オフトレイルで、あなただけのオリジナルな食べ方で楽しんで!
<原材料>
アーモンド、ヒマワリの種、ココナッツオイル、乾燥クランベリー、はちみつ、セミスィートチョコレート、ヒマワリレシチン、海塩、バニラ
<栄養成分 1パック(128g)あたり>
エネルギー:760kcal、脂質:64g、コレステロール:0g、ナトリウム:0.16g、炭水化物:36g、食物繊維:0g、糖質:16g、タンパク質:20g
=====<ここまで>=====
ちなみに1パックあたりの値段が1,296円と、我が家の財政状況から鑑みるとちょーっと高コスト。
1DAYハイク程度だったら、ミックスナッツで代用してもいいだろうけど、今回のような複数日に渡る縦走の場合、ペースト状で水を必要としない食事であることと、スタッフ1号が”美味しい!食べたい!”という気持ちになるのは非常に重要なファクター。
1DAYハイク程度だったら、ミックスナッツで代用してもいいだろうけど、今回のような複数日に渡る縦走の場合、ペースト状で水を必要としない食事であることと、スタッフ1号が”美味しい!食べたい!”という気持ちになるのは非常に重要なファクター。
そしてちょっとした小技で、カラビナに引っ掛けられるので、すぐに食べやすい。これ、意外と大事で、休憩時以外に息子が疲れていそうな表情の時や、ちょっと立ち止まった時にサッと手渡して補給することができる。低糖質スロースタートな栄養分だけに、こまめに摂取することでホントに疲れ知らずだったし、ほどよく甘いので元気も出るわけで。
2つめはミックスナッツとドライフルーツ。
この2種類を混ぜ合わせておいてジップロックに入れて、ポケットに入るサイズのジップロックに小分けしてちょこまか食べてた。
今回は山小屋泊なので、比較的軽量で済んだと思う。
ただ、標高差があるので、レイヤリングが気を使った。
■服装(父)
★レイヤー1
一番肌に近い部分で着るウェア。もー、これは手放せません。
×2着。
|
予備のヘッドライト
ちなみに【救急セット(予備ヘッドライト等含む)・ヘッドライト・SOLエスケイプ・バッテリー】は旅行等常に携行しているデフォルト装備。
とまぁ、自分の中ではだいぶ完成形に近くなったかなぁと(もう予算もない)。
ということで、一緒に歩いてくれるうちは、引き続き親子登山を楽しむ予定。
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