5月16日:カンマンボロンの浸蝕穴と大屋根は、花崗岩が塔立する瑞牆山の中での隠れたみどころ。あと、グリーンベレー。
2018
22
さてこの日は、所属する「清里ネイチャーガイドクラブ」の研修山行。
ルートマップや読図等をせずに、瑞牆山の近くにあるカンマンボロンを目標に歩くというもの。
国土地理院地図への登山道表記はなく、登山口に標識は無いような場所。
クライマー等による踏み跡はしっかりあったものの、カンマンボロンへの分岐をみんなで仲良くロスト。なんとか無事にたどり着きまして。
どどん。て、写真じゃなかなか伝わらないですよな。これはいつかスタッフ1号を連れていきたい。
カンマンボロンとは、大日如来の化身と言われている「不動明王」を梵字表記したもの。。。
と言われているけど、梵名だと「アチャラナータ(अचलनाथ [acalanātha)」。カンマンボロンじゃないじゃん、と思ってちょっと調べてみたら、種子(しゅじ・親となる梵字に点や線を加えて、その梵字一文字で仏を表現した文字のこと)で「カンマーン(हाम्मां、hāmmāṃ)」と読むそうな。なるほどね。

ちなみに、ここにもクライマーが登った跡。こんな壁を登るたぁすごいなぁ。
カンマンボロンは霊場(候補)でもあったんだけれど、その岩壁に残されたクライマーが登った跡を見ながら、2012年頃に那智の滝に登ってクライマーが逮捕された事件を思い出した。ちょっと複雑な気分。
岩の間に咲く花。クモイコザクラか。
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