自転車でサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路を走りたい場合、スペインで自転車をレンタルする方法。
2019
09
さて、これまで、徒歩で巡礼路を歩いてきたサンティアゴ巡礼。
これは、2010年に奥さんと新婚旅行で1ヶ月半かけて800km歩いた時。
あ、2年前の時は、キヌエちゃんを車椅子@HIPPOに載せて200km歩いたんだけっけ。あれは”介護”という名のイレギュラー。
今回、再び彼の地を踏んでみたい衝動に駆られて、2019年3月18日〜4月3日の日程でスペインへ赴くことに。
あまり日数が無いということと、当初は自転車にハマっているスタッフを含め家族を連れて行こうということもあって、自転車巡礼をすることに。
結局、メンバーは紆余曲折経てズッコケ中年3人組になったけれど、自転車を使うことは変わらなかったため、まずは自転車の手配から。
はなから自転車を日本から持っていくという選択肢は無かったので、現地で調達する方法を探す。
いろいろ検索する中でヒットしたのは以下の2社。

いずれの2社も、貸し出している自転車の性能にそれほど差は無く(というか、違いの分かる男ではない)、「巡礼者用パック」があったけれど、最終的には料金が若干安く、且つトリップアドバイザーのプライズを得ている「Cycling-Rentals」を選択。
巡礼者用のパッケージ内容は以下の通り。
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- 男性用または女性用の自転車
- マウンテンバイク+€5(※今回はこちらを選択)
- フラットペダルまたはケージペダル
- 防水バッグ2×20リットル
- 防水ハンドルバーバッグ
- 防水マップカバー
- 自転車用ヘルメット
- ウォーターボトル
- 後部荷物ラック
- 後部LEDライト
- スペアチューブ
- タイヤレバー
- 自転車ポンプ
- マルチツール
- ロック
- ベル
- 巡礼者手帳(今回は「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会」の手帳を使用したので、破棄)
- チェックインホテルまでの配送料
- チェックアウトホテルからの回収料金
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自転車は、FujibikesのNevada(29inch)。
フロントサスペンション、アルミフレーム、前後ディスクブレーキと、だいたいの性能は揃っている(らしいw)。
フロントサスペンション、アルミフレーム、前後ディスクブレーキと、だいたいの性能は揃っている(らしいw)。
あとは、同行者の中さんがSPDペダルをオプション追加。
更に、海外で600km(東京〜姫路間くらい)自転車旅なので、自転車用の保険に加入。
配送先と回収元のホテルは、予めBookig.comで予約。
今回の旅は初AIRBBを試みたけれど、自転車を預けるという観点から、24時間オープンのフロントであることと自転車預かりの可否を事前問い合わせで受け入れてくれたのはホテルがほとんどだったので、アパート系は断念。
ホームページには、巡礼パックが「7日」と「14日」があるけれど、今回の自転車利用期間は予備日を入れて12日。
2日分もったいないなぁと思いながら14日を選択したところ、、、
2日分もったいないなぁと思いながら14日を選択したところ、、、
ちゃんと12日分に日割りしてインボイスが到着。ホッ。

支払いはオンラインでカード決済で、出発前までのやり取りは特に無し。
ただ、チェックイン前日に自転車がホテルへ配送されるため、日本出国後〜初日ホテルチェックイン前までの間は、荷物の写真が送付されてきたり、
受け取り後の確認書類や返却時の手続き方法がメールで送られてくるので、それらを移動中に随時確認&やり取りがいくつかあるので、ネットワーク環境はあった方がよい。
後述するけれど、現地ホテルについたら、ホテル地下の駐車場に箱がドドンと到着してた。
メカニック担当の中さんを中心に整備を。
タイヤは取り付けられた状態で、ペダル装着とハンドルバーの調整のみでOK。
タイヤは取り付けられた状態で、ペダル装着とハンドルバーの調整のみでOK。
地下駐車場で試乗。
そして、到着後は、ホテル地下に置かせてもらう。
ペダルは取り外し、バッグや鍵などの小物類は出発時に入っていた黒いビニール袋に詰め込んで、インボイスを自転車に貼り付ける。
後は、集荷伝票をホテルフロントに預ければOK。なんと便利なシステムなんだ。
後は、集荷伝票をホテルフロントに預ければOK。なんと便利なシステムなんだ。
とにかく、この自転車レンタルサービスはすごく便利だったし、メカニック担当の中さん曰く、ほとんど新品同様で整備も行き届いていた。
道中、パンクは数回あったものの、自転車そのものに不都合は無く、安心して旅を進められたなぁ。
また、レンタル会社へのメールに対するレスポンスが本当に早く、万が一、怪我や病気で巡礼を途中で中止しなければならない場合でも、ピックアップ先のホテルを変更して、その旨を連絡すれば良いだけなので、いざという時の対応もスムーズに進める安心感があった。
いつか、スペインやポルトガルを自転車旅することがあったら、また頼んでみたいなぁ。
さて、旅の話しがしばらく続きます。
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