iPhoneXS(又はXS Max、XR)持って海外へ赴くならば、【eSIM】の利用は利便性&値段共に使って損はないと思う。
2019
11
国内外にかかわらず、ここ最近は、旅の途中でSNSに触れるのは(特に書き込み)は極力減らすようにしているものの、連絡等の手段としてネットワーク環境は欠かせないのであって。
今回、自転車サンティアゴ巡礼で、約2週間の間にデンマーク(トランジット)→フランス→スペイン→フランス→デンマーク(トランジット)と移動したのだけれど、通信手段をどうするかいろいろ検討。
まず、これまでの海外旅で主に使っていたモバイルWi-Fi。
例えば、よく聞く「イ○トのWi-Fi」では、ヨーロッパ周遊&4G/LTE、1日あたり500MBで、1日1500円。
今回の旅日程@17日計算で【25,500円】
今回の旅日程@17日計算で【25,500円】
そして、モバイルWi-Fiルータを携行する必要があり、充電などの周辺機器も必要。
次に、加入しているドコモの【海外パケ・ホーダイ】。
速度制限はなく、新たな端末を持つ必要は無し。ただ、モバイルWi-Fiルータのレンタル料金より少し割高。日本で契約しているパケットとは別計算。
今回の旅日程@17日計算で【50,660円】。
更に、同じくドコモの【パケットパック海外オプション】

日本で契約しているパケットパックのパケットが適用されるので、容量超過すると速度制限がかかる。
今回の旅日程@17日計算で【13,040円】。
今回の旅日程@17日計算で【13,040円】。
ということで、上記2案は高額、3案の【パケットパック海外オプション】が一番割安だったけれど、日本で利用していても(自宅は主にWi-Fi)、容量超過することが多々あったので、残念ながら却下。
なので、更に他に方法がないかといろいろ思案し、、、
「海外SIMを現地空港や街中で購入して、物理SIMを差し替える」
案は、空港についたら即ネットワーク環境に繋がりたいし、深夜到着の可能性もあったので、この案は早々日却下。
「海外SIMを日本でネット購入して、現地で差し替えて接続設定をする」
これが、現時点では割安且つ、現地に到着してからスムーズにネットワーク環境に接続できる方法だろうと思う。
実際、同行した中さんはこの方法を使った。
コペンハーゲン空港での飛行機乗り継ぎ中にSIMを入れ替えるという荒業を試みたけれど、タイムアウト。往路終着点のパリのホテルにて設定完了。接続までドキドキしたけれど無事に接続。
巡礼中、都市部で数回、ネットワークに接続できないことがあったけれど、それ以外は速度も問題無く快適。
コペンハーゲン空港での飛行機乗り継ぎ中にSIMを入れ替えるという荒業を試みたけれど、タイムアウト。往路終着点のパリのホテルにて設定完了。接続までドキドキしたけれど無事に接続。
巡礼中、都市部で数回、ネットワークに接続できないことがあったけれど、それ以外は速度も問題無く快適。
そうこう思案している中で、最終的にたどり着いたのは「eSIM」。
上記のように物理SIMを入れ替えるのではなく、仮想SIMをスマートフォン内に組み込むというもの。
ということで、あれこれ記事を検索。
で、いろいろ調べた結果、いくつかeSIMのサービスがある中で、料金や手続きのしやすさから「Ubigi」をチョイス。
日本での出発前は、Ubigiサイト上で手続きをして、送られてきたQRコードをiPhoneでスキャンすれば完了。そうすると、アンテナが2つ出てくる。日本だとau回線を使ってるみたい。
料金プランはこんな感じ(2019年4月11日時点)。
今回は、ヨーロッパ10GBを選択。25ドル(約2,800円)。
つまり、期間中10GBという制限はあるものの、実際、今回の旅で写真のアップロードやニュースのダウンロード、数分程度の動画閲覧、Googleフォトの同期、はてまたAPPのアップロード等、ガンガン遠慮なく使ったけれど、約6GB。
ということで、最も値段が安く、最も接続設定が簡単に利用することができまして。
また、今回の旅で利用した全交通機関がAPPあり。
NRT-CDG間で利用したスカンジナビア航空。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ(SCQ)からパリ(CDG)移動でいつも使ってるLCCのブエリング航空。
パリ(CDG)→マドリード(MAD)で利用したエールフランス。
全キャリアが、登場数十時間前にはオンラインチェックインできて、QRコードベースの航空券をWalletAPPに入れられるし、登場ゲートが変更になった時はプッシュ通知してくれる。
更に、マドリードからログローニョまでのバス移動で使うALSAや、
アルベルゲ(巡礼者宿)以外のホテル予約は、全てBooking.comだった。レンタル自転車の到着確認やリクエスト等をアプリ上でやり取りできるので、英会話が苦手でもなんとかなる。
もう、Wi-Fiルーターを持ち必要もなく、日本の携帯電話会社の高いデータ通信を契約する必要もなく、紙でバタバタ用意せずに済むのは超絶楽チン。
なお2019年4月11日現在、eSIMに対応しているのは、iPhone XS,XSMax,XRのみ。
あと、UbigiでeSIMを設定する際の注意点。
・Ubigiのアプリは、通常のネットワーク環境下で予めインストールしておいた方が良い。
・Ubigiから送られてくるQRコードは、カメラアプリから読み取るのではなく、【モバイル通信プランを追加】からQRコードをスキャンする。
・iPhoneは予めSIMロック解除をしておくこと。
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